【ニューデリー】インドのソフトウェア及びサービス輸出企業番付(2004-05)でTata Consultancy Services Ltd(TCS)がトップの座を維持、7449クロー(US$17.11億)を輸出した。情報技術(IT)対応サービス(ITES)及びBPO(business process outsourcing)を除く。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが6月17日、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)の発表を引用し報じたところによると、2位Infosys6806クロー、3位Wipro5426クロー、4位Satyam Computer Services3377クロー、5位HCL Technologies2664クローと、トップ5社は、何れも前年の順位を維持した。
以下、6位IBM Global Services India、7位Patni Computer Systems、8位i-flex Solutions1110クロー、9位Mahindra British Telecom913クロー、10位Polaris Software Lab Ltd697クローと続く、Cognizant、Syntel、Covansys、Intelligroup等は何れもインドを拠点にグローバル・ビジネスを展開しているが、リストに含まれていない。仮に含まれていたなら米国上場のCognizantの世界売上は2906クローと、5位にランクされたはずである。
インドには約3000社のIT企業が存在し、その製品/サービスを150ヶ国以上に輸出しており、2004-05年のソフトウェア輸出は120億米ドルと、前年の92億米ドルから30.4%増加した。フォーチュン500企業中、業務のオフショア化を図るものは、2003年の300社から2004年の400社に拡大、こうした趨勢は今後も持続する見通しと言う。