【ニューデリー】Manmohan Singh首相を座長とする経済問題閣僚委員会(CCEA: Cabinet Committee on Economic Affairs)は16日の会議で、年産1100万トンのSteel Authority of India Ltd(SAIL)と年産300万トンのIndian Iron and Steel Company (IISCO)の合併を承認した。
デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが6月17日報じたところによると、P Chidambaram蔵相はCCEA会議後記者会見し、以上の消息を語った。それによると、IISCOの2004年3月31日時点の累積損失は954.37クロー(US$2.19億)、自己資本はマイナス620クロー(US$1.42億)で、政府は産業財政再建局(BIFR:Board for Industrial and Financial Reconstruction)の承認を得た後、SAILがIISCO合併手続きを実行するのを認めるよう鉄鋼省に指示した。
同合併を通じ、SAILは高品質な鉄鉱石の供給を確保できる。現在SAIL子会社のIISCOは既に27クロー(US$620万)の利益を計上、2004-05年にも40クロー(US$919万)の利益(暫定)が見込まれている。
SAILのV S Jain会長は政府の決定を歓迎するとともに、IISCOのBurnpurプラントの各種設備をアップグレードする考えを明らかにした。