2005-06-17 ArtNo.35739
◆Bharti、エリクソンとUS$2.5億アウトソーシング契約
【ニューデリー】Bharti Tele-venturesは、新たに3000町村をカバーするAirtel商標のセル式電話ネットワークを構築するため、スウェーデンの通信機器メーカー、Ericssonと総額2億5000万米ドルのアウトソーシング契約を結び、関係設備機器の納入・据え付け・保守を後者に委ねた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが6月15日報じたところによると、両社は昨年もGSMネットワーク構築に関わる4億米ドルの同様のアウトソーシング契約を結んでいる。
農村地域にネットワークを拡張する第1期分プロジェクトのサービスは今年7月から開始される。この結果、エリクソン社が中心になって開発・標準化した無線データ通信システム、GPRS(General Packet Radio System)ネットワークがより多くのロケーションに導入される。
Bhartiは、世界的にも移動体通信ネットワークをサード・パーティーからアウトソースした最初の企業に数えられる。これによりBhartiは顧客及びビジネスの開発に専心、農村地域に迅速にそのサービスを提供するとともに、投資回収期間も短縮できる。テレコム・アナリストらによると、顧客獲得が優先される中で、益々多くのテレコム企業がこの種のアウトソーシング方式を採用するものと予想されると言う。
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