2005-06-17 ArtNo.35734
◆Tata Steel、イラン合弁事業にUS$7億投資
【ムンバイ】Tata Iron & Steel Company Ltd(Tisco)はイランにおけるIranian Mines and Mining Industries Development and Renovation Organisation(IMIDRO)との製鉄/鉄鉱山合弁事業、及び独自の製鉄事業に6億7500万~7億米ドルを投資する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが6月14日報じたところによると、TISCOのB Muthuraman重役(MD)は13日記者会見し、以上の消息を語った。
それによると総コスト12億米ドルの合弁プロジェクトの負債/自己資本比率は1:1。TISCOとIMIDROは同プロジェクトに各49%、イラン政府の信託基金が残りの2%を、それぞれ出資する。年産150万トンのスチール・スラブ製造事業は2008年4月に、年産150万トンのスチール・ビレット製造施設は2009年4月に、それぞれ稼働する。
両社はまたGol-e-Gohar鉄鉱山を開発後、1億5000万米ドルを投じてガス・ベースのペレット・プラントを設ける計画で、後者は2009年4月までに稼働する。
TISCOはまた年産300万トンの輸出志向型スチール製造事業に100%投資する。こちらは第1期分が2009年に、第2期分が2011年にそれぞれ稼働する。第1期分の投資額は3億5000万米ドルと見積もられる。
したがってこれらを合計するとTiscoのイランにおける投資額は6億5000万~7億米ドルに達すると言う。(SEAnews2005-06-15号参照)
|