2005-06-15 ArtNo.35733
◆Shanta Biotech、抗癌剤の人体実験に近く着手
【ムンバイ】アンドラプラデシュ州Hyderabadを拠点にするShanta Biotechnics Private Ltd(SBPL)は今年8月にモノクローナル抗体(monoclonal antibodies)の初の人体実験に着手する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月14日伝えたところによると、モノクローナル抗体は、研究室で作られた癌細胞により固定・束縛できる物質。SBPLは、非小細胞肺癌・膵臓癌・腸癌・乳癌をターゲットにした同物質の臨床試験を行う。
SBPLのK. I. Varaprasad Reddy重役(MD)によると、RM1/RM2/RM3/RM4の4つの化学物質の第1段階の試験は米国で8月までに開始される。SBPLはインドでも平行して第1段階の試験を予定しており、関係認可の取得を図っている。
インドの製薬会社は通常、初歩的試験によりその潜在性が確認された新化学物質のライセンスを大手多国籍企業に提供、それ以上の研究開発を他社に委ねるが、SBPLは、商業化まで一貫して社内で開発する計画と言う。
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