2005-06-15 ArtNo.35731
◆CMIE、モンスーンの遅れで経済成長予測を下方修正
【ムンバイ】モンスーン到来の遅れと農業部門の不振から、インド経済監視センター(CMIE:Centre for Monitoring Indian Economy)は、2005-06年の国内総生産(GDP)成長率予測を6.6%から6%に下方修正した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが6月13日報じたところによると、ケララ州に4日遅れで到来した南西季節風は、その後も目立った活動を見せず、6月と7月の降雨不足が予想される。こうしたことからCMIEは、2005-06年の農業及び関連部門の予想成長率を+3.1%(今年4月時点の予測)から-0.7%に修正した。この結果、GDPの予想成長率も6.6%から6%に改められた。とは言え工業部門とサービス部門の成長は影響を受けない見通しと言う。
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