2005-06-15 ArtNo.35723
◆Coal India、毎年2000万トン以上増産計画
【コルカタ】国営炭坑会社Coal India Ltd (CIL)は、2010-11年までの急増する非コークス用炭の国内需要に応じるため、今年(2005-06)から年間生産量を毎年2000万トン以上拡大する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月12日伝えたところによると、これは石炭産業省の指示に基づくもので、2006-07年の年間生産量は2004-05年の3億23000万トンから3億6300万トン以上に拡大される。こうした生産拡張計画は少なくとも2011-12年まで継続され、拡張は専ら露天掘り鉱山で実現される他ない。
こうした生産拡張が必要になった理由の一つは、州電力局(SEB)や民間企業に配分されたキャプティブ鉱山における石炭の採掘が進捗を見ていないこと。
CILのLakshman Jha取締役(技術担当)によると、過去10年間に非コークス用炭約55億トンの埋蔵が見込まれる新鉱区60ブロック以上を、キャプティブ発電用に割り当てたが、採掘に成功したのは数ブロックに過ぎないと言う。
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