2005-06-13 ArtNo.35713
◆ジャールカンド鉄鋼/鉱山投資計画は初歩的段階:Mittal氏
【ロンドン】世界最大の鉄鋼メーカー、Laxmi Mittal氏は7日、ジャールカンド州政府と、製鉄所の建設と鉄鉱山の開発問題を協議しているが、依然初歩的段階にあるとのステートメントを発表した。
エコノミック・タイムズが6月8日報じたところによると、Mittal氏は同ステートメントの中で、目下ジャールカンド州における製鉄及び鉄鉱山開発の潜在性に関して技術的実地調査を進めているが、投資を実行するか否かは未定で、投資の詳細に関する報道に根拠はないと指摘した。
消息筋がエコノミック・タイムズに語ったところによると、Mittal Steelは、インドにおける50億米ドルの新規プロジェクトの候補地としてジャールカンド州のManoharpur/Chandil/Chauka Kandraの3地区に照準を合わせている。3地は何れも州都Ranchiから車で3時間以内の距離にある。MK Singh取締役(鉱山担当)に率いられる14人のチームが実地調査を進めている他、別に4つのサブ・チームが設けられ、1000万トン製鉄事業、鉄鉱山の開発、財務、インフラ、交通リンケージ等の問題を検討していると言う。
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