2005-06-10 ArtNo.35693
◆Kinetic、イタルジェット製スクーターを近く発売
【ニューデリー】Kinetic Motor Company Ltd(KMCL)は、向こう2ヶ月間にItaljet製スクーターの最初のモデルを、ヒンドゥーの祝日Diwaliまでに第2のモデルを、それぞれ発売する計画だ。
エコノミック・タイムズとザ・ヒンドゥーが6月7/8日伝えたところによると、Kinetic Engineering Ltd(KEL)のSulajja Firodia Motwani重役(MD補)は7日、イタルジェット・レージンの自動変速スクーター、7モデルと新コーポレートロゴをお披露目するとともに、以上の計画を明らかにした。それによると、KMCLは今年スクーター15万台を販売、400クロー(US$9187万)前後の売上を達成する計画で、KMCLは今年、KELは来年、それぞれ黒字転換できる見通しだ。
KMCLの今年のスクーター販売は輸出も含め30%の増加が見込める。内訳はNovaが5万台、Zingが4万台、イタルジェット製品が残りの6万台を占めるものと見られる。KMCLはイタルジェットから製造・販売権を買収したが、買収コストを明らかにしていない。イタルジェット製スクーターの価格は2万5000~10万ルピーになる見通しだ。KMCLはイタルジェット製品を販売するために全国に新たに40店のディーラーを展開する。イタルジェット製品はインド国内で製造され、欧州を含む海外市場にも輸出される。今年は輸出市場向けにイタルジェット・スクーター3モデルを生産する。
一方、KELは既存のモーターサイクルBossとVelocityの、各1変形モデルを発売する。自動車部品ビジネスも業況が上向いている。このためKELは来年黒字が望める。KELの自動車部品ビジネスは現在年間70~80クロー(US$1608万-1837万)と言う。
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