2005-06-08 ArtNo.35687
◆Ranbaxy、英国医薬品庁からゴア工場の認可取得
【ニューデリー】Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)は英国医薬品庁(MHRA:Medicines and Healthcare products Regulatory Agency)からゴアに設けた錠剤製造施設の認可を取得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月4日伝えたところによると、RLLはMHRAの認可を梃子にインド国内における認可や、欧州連合(EU)/欧州経済地域(EEA)メンバー27ヶ国、さらにはオーストラリア/ニュージーランド/ルーマニア等の他の国々との相互認証手続き(Mutual Recognition Procedures)を申請できる。
ゴア工場の錠剤年産能力は7億2000万錠で、同工場にはブラジル保健機関(ANVIS:Agencia Nacional de Vigilancia Sanitaria)の認可を得た乳剤や軟膏の製造施設も設けられている。
RLLはインド国内に10工場、海外に9工場を有する。海外工場の内訳は米国に4工場、アイルランド、中国、マレーシア、ベトナム、ナイジェリアに各1工場で、米国食品薬品局(USFDA:United States Food and Drug Administration)/英国医薬品庁(MHRA:Medicines and Healthcare products Regulatory Agency)/ドイツ連邦政府医薬品・医療機器庁(BfArM:Bundesinstitut fuer Arzneimittelu. Medizinprodukte)/南アフリカ医薬監督委員会(MCC:Medicines Control Council)/ブラジルANVISA/オーストラリア保健省薬品医薬品行政局(TGA:Therapeutic Good Administration)等の認可を得ている。またこれらの工場は何れも製造管理・品質管理基準(GMP:Good Manufacturing Practice)を満たしている。
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