2005-06-06 ArtNo.35659
◆Tisco、チャッティースガルにメガ鉄鋼プラント建設
【ライプル】Tata Iron and Steel Company Limited(TISCO)は極左Naxalグループの勢力範囲でもあるチャッティースガル州Bastar県に約5000クロー(US$11.48億)を投じ年産500万トンの総合鉄鋼プラントを設ける。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが6月2/5日報じたところによると、Tiscoは4日、州政府と関係覚書を交換した。同プロジェクトにはキャプティブ鉄鉱山の開発も含まれ、段階的に進められる。第1段階では年産200万トンのプラントが設けられ、全ての認可取得後、48~60ヶ月で完成する。
Tiscoの今回のプロジェクトは、暴力が蔓延る未開発な少数部族居住地の未来を一変させるものと期待されている。目下のところ、国営Steel Authority of India Limited (SAIL)が同州における唯一の主要鉄鋼プラントBhilai steel plantを経営しており、これ以前にはNational Mineral Development Corporation(NMDC)もBastar県Nagarnarにメガ鉄鋼プラントを設ける計画を発表したが、技術の選考に手間取り、未だに離陸していない。
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