2005-06-03 ArtNo.35646
◆Jindal Poly、米日韓ポリフィルム工場買収計画
【ムンバイ】国内最大の軟包装用フィルム(flexible packaging films)メーカー、Jindal Poly Films Ltd(JPFL)は、最先端の製造技術を導入する狙いから、米国、日本、韓国のポリフィルム・ユニット買収を計画している。
ビジネス・スタンダードが6月1日、JPFL筋の消息として報じたところによると、この種の買収を通じ、これらの諸国における流通網を補強することもできる。米国にはメタライズド・フィルムやコーテッド・フィルムの良好な需要が存在する。JPFLは既に米国におけるポリフィルム・メーカーの買収を準備している。しかし日本と韓国における買収に関しては、なお市場動向を調査中と言う。
欧州は、JPFLにとってもう一つの重要市場で、同社は既に2003年にフランス企業Rexor S A Sを買収、メタライズド・フィルムとコーテッド・フィルムの製造能力を強化した実績を有する。
JPFLは2004-05年度に純売上542.2クロー(US$1.245億)、税引き前利益80.1クロー(US$1840万)を計上、輸出が売上の45%を占めた。
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