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2005-06-03 ArtNo.35645
◆電力会社３社、電力卸売り市場コンセプトを共同提案
【ニューデリー】電力事業関連の国営企業3社はこのほど共同で、電力取引に関わる幅広い提案を中央電力監督委員会(CERC:Central Electricity Regulatory Commission)に提出、電力卸売市場(wholesale market for electricity)の実現に向け一歩を踏み出した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月2日伝えたところによると、火力発電会社National Thermal Power Corporation (NTPC)／電力取引会社PTC India Ltd (PTC)／送配電会社Power Grid Corporation of India Ltd (PGCIL)は、共同で電力プーリング・メカニズムを研究して来たが、このほど研究の成果をＣＥＲＣに報告した。
政府筋によると、これら3社はまた関係プロジェクトに出資するものと見られる。次期会議が近く催され、その後ライセンス発行に関するアプリケーションが検討される。
上記3社は、北欧4ヶ国(ﾉﾙｳｪｰ/ｽｳｪｰﾃﾞﾝ/ﾌｨﾝﾗﾝﾄﾞ/ﾃﾞﾝﾏｰｸ)の電力取引所を経営するNord Pool及びCrisil Advisory Servicesを、プロジェクトのコンサルタントに指名した。上記3社と、中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)及び電力省の代表から成るチームは、米国、ノルウェー、オーストラリア、英国等の電力取引システムを視察、インドに最も適したシステムの構築を目指していると言う。
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