2005-06-01 ArtNo.35634
◆三菱自動車、Hindustan Motorsとの提携拡大
【ニューデリー】三菱自動車は、販売増とコスト削減を目指す上から、インドの地元パートナーHindustan Motors Ltd(HML)との提携を拡大する方針だ。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが5月30/31日、三菱自動車の発表を引用し伝えたところによると、三菱自動車はHMLからの部品購買も検討している。目下、三菱製セダン“Lancer”とスポーツ多目的車“Pajero”の販売を手がけているHMLは、2006年1月から三菱製新モデルの販売を開始する。
三菱自動車は2006年3月期年度の車両世界販売を前年比4.3%増の137万台に拡大することを目指している。日本を除くアジアにおける今会計年度の販売台数は前年比1.2%増の67万9000台に達し、三菱自動車の世界販売目標の半ばに貢献するものと見られる。日本国内における販売台数は12%増の25万3000台と見込まれている。
西ベンガル州Kolkata拠点のHMLはまた、ミニバン“Grandis”等、より多くの三菱モデルを輸入する計画だ。過去50年以上にわたり乗用車“Ambassador”を製造して来たHMLは、General Motors Corp及びFord Motor Co製エンジンの製造も手がけている。
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