2005-05-30 ArtNo.35627
◆サービス・ブームに関わらず依然支配的なブルー・カラー
【ニューデリー】サービス産業ブームで、サービス従業者が急増しているが、依然として都市労働者の半ばがブルー・カラー、即ち生産/販売業務に携わっている。
エコノミック・タイムズが5月27日、『2002年のインド住宅事情:住宅施設その他の特徴(Housing Condition in India, 2002: Household Amenities and Other Characteristics)』と題する全国標本調査機構(NSSO:National Sample Survey Organisation)の報告を引用し報じたところによると、これに対して都市労働者の4分の1強がホワイト・カラー、即ち技術/管理/事務関連の業務に携わっている。
2002年6-12月の間について見ると、都市部では、総世帯の49%が主にブルー・カラー・ジョブ、26%がホワイト・カラー・ジョブ、6%が農業に従事、農村部では、総世帯の67%が主に農業、20%が生産/販売業務、6%未満がホワイト・カラー・ジョブに従事していた。
全国の2億660万世帯の72%、即ち1億4800万世帯が農村部に居住しており、全国の総世帯の半ばが主に農業に従事している。
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