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2005-05-30 ArtNo.35614
◆国営発電会社、３鉱区のガス探査ライセンスに入札準備
【ニューデリー】年商2万5000クロー(US$57.42億)の国営火力発電会社National Thermal Power Corporation (NTPC)は、新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)下の第5次入札(NELP-V)において3つの陸上ガス鉱区に応札する見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月28日、政府筋の消息として報じたところによると、ＮＴＰＣは西部、南部、北東部の各1ブロックに入札するものと見られる。これは事業の後方統合化計画の一環で、ガス火力発電所に対する燃料供給を確保するのが目的。
ＮＴＰＣは、石炭火力発電所に対する燃料供給を確保する狙いから既に炭鉱開発に進出、キャプティブ石炭鉱区1ブロックを手に入れている。
ＮＴＰＣは現在石炭火力発電所13とガス火力発電所7を経営しており、第11次五カ年計画期間には7000ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のガス火力発電設備を増設する予定だ。ガス探査事業への進出は、ガス火力発電キャパシティーの拡張を加速するものと予想される。
NELP-Vでは石油／ガス鉱区20ブロックが入札にかけられ、5月31日に締め切られる。この内6ブロックは深水(deep-water)鉱区、2ブロックは浅水(shallow-water)鉱区、12ブロックは陸上(on-land)鉱区から成り、合計10万9210平方キロの堆積層をカバーしている。地域的にはアンドラプラデシュ／アルナチャルプラデシュ／アッサム／グジャラート／マハラシュトラ／ラジャスタン／タミールナド／ウッタルプラデシュ8州に12ブロックが位置し、別に新探査鉱区8ブロックが入札にかけられる。
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