【ニューデリー】インドの2005年4月の粗鋼(crude steel)生産は295万トン(予測値)と、前年同月比21.5%増加した。
ビジネス・スタンダードが5月20日、ブリュッセルを拠点にする国際鉄鋼協会(IISI:International Iron and Steel Institute)の月間統計を引用し伝えたところによると、インドの成長率はアジアでは中国に次いで2位。カレンダー・イヤー2005年初4ヶ月の粗鋼生産平均成長率は10.7%を記録した。
中国の今年4月の粗鋼生産は昨年同月比25.4%増の2809万トンと、引き続き世界最大。ちなみにアジアの他の主要国の4月の粗鋼生産成長率は日本1.3%、台湾1.4%、韓国0.6%。アジア全体の4月の粗鋼生産は4610万トンで、年初4ヶ月のそれは1億7729万トンと、同期の世界生産量3億5934万トンの半ばを占めた。世界61ヶ国の平均成長率が7%であるのに対し、アジアのそれは15%だった。