【ニューデリー】インドの2005年4月の輸出は66億米ドルと、前年同月の56億米ドルに比べ17.2%成長、新会計年度の輸出貿易は好調なスタートを切った。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが5月18日報じたところによると、商工省商務部(Department of Commerce)は17日、商事情報統計総局(DGCI&S:Directorate General of Commercial Intelligence and Statistics)のデータを引用し、以上の発表を行った。
それによると、4月の輸入額は104億米ドルと、前年同月の69億米ドルに比べ51.1%拡大、貿易赤字は前年同月の13億米ドルから39億米ドルにジャンプした。石油輸入は前年同月の23億米ドルから33億米ドルに41.4%、非石油製品輸入は同46億米ドルから71億米ドルに56%、それぞれ拡大した。
昨年通年の輸出は800億米ドルと、750億米ドルの目標を超過達成したが、今年4月の二桁成長は、こうした昨年の好成績の上に実現されたもので、その意義は大きい。
こうした中でKamal Nath商工相は今年通年の輸出目標を88億米ドルから92億米ドルに上方修正した。