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2005-05-20 ArtNo.35580
◆BenQ、LCD/携帯電話市場開拓に意欲
【バンガロール】年商50億米ドルの台湾企業BenQ Corporationは、インドの急成長するLCD (liquid crystal display)/TFT (thin film transistor)モニター市場及び携帯電話端末市場の開拓に旺盛な意欲を見せている。
エコノミック・タイムズが5月17日伝えたところによると、BenQのK Y Lee重役(CEO)は、インドのLCDモニター需要が急増している絶好の時期にその製品を投入したと、市場の成長に期待を表明した。
BenQグループ傘下のAU Optornicsは、世界的にTFT-LCDモニターのトップ・スリー・メーカーに属する。2005年に160万ユニットが販売されたインドのディスプレー市場には、AcerやSamsung等の強力なライバルが存在するが、BenQはインド市場攻略の秘密戦略を準備している。
世界的にLCD/TFTモニターは従来のCRT(cathode ray tube)モニターに取って代わりつつあり、インドも例外ではない。しかしインドではCRTモニターが依然として全体の92%のシェアを占めており、価格差も大きい。15インチCRTモニターの価格は4400ルピー前後であるのに対し、同じサイズのLCD TFTモニターのそれは1万2000ルピーにのぼる。
Lee氏によると、BenQはそれ自身をライフスタイル・ブランドと位置づけ、他社とひと味違ったアプローチを採用している。最近のミラノ・ファッション・ウィークでお披露目したハンドバッグ・スタイルのLCDモニターはその一例と言う。
インド携帯端末市場にBenQは遅れて参入したが、売上は急速に拡大している。携帯電話は最早、単なる音声通話の手段ではなくなっており、買い手は合理的価格よりも情緒要因により多く左右され、多機能モデルが急成長している。BenQは昨年(2004)1年間に21モデルを発売、これらのモデルは世界12ヶ国で販売されている。最近、インドに研究開発(R&D)センターを設けた同社は、携帯端末のソフトウェア機能をインドで重点開発する計画と言う。
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