2005-05-16 ArtNo.35547
◆Essar Steel、鉄鋼年産能力を2倍に拡張
【ハジラ】年商2万クロー(US$45.93億)のEssar Groupの旗艦、Essar Steel Limited(ESL)は2000クロー(US$4.59億)を投じ、鉄鋼年産能力を240万トンから460万トンに拡張する。
デカン・ヘラルドとザ・ヒンドゥーが5月13日伝えたところによると、ESLのPrashant Ruia重役(MD)は100MW(メガワット)発電施設の稼働式の席上、以上の計画を語った。それによると、拡張計画は2006年半ばまでに完成し、その時にはTata Iron & Steel Company Ltd(Tisco)の450万トンの年産能力を凌駕する。拡張計画は既に着手されており、必要経費は内部資金で賄う。
この日(5/12)稼働した発電施設は、鉄鋼製造能力拡張計画に伴う350MW発電施設建設計画の一部を成すもので、2006年9月までに全面稼働する。キャプティブ発電施設のコストは750クロー(US$1.72億)前後にのぼる。ESLは現在32MWのキャプティブ発電施設を擁する。
現在鉄鋼製品の35~40%は輸出しているが、設備能力の拡張は輸出の拡張にもつながる。ESLは国内最大の鋼板輸出業者で、主に欧州、中東、極東市場に輸出していると言う。
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