2005-05-11 ArtNo.35518
◆タタ、11月までにUS$25億バングラ投資計画離陸目指す
【ダッカ】Tata Groupは今年11月までにバングラデシュにおける総額25億米ドルの電力/鉄鋼/肥料投資計画を離陸させる方針だ。
エコノミック・タイムズが5月8/9日報じたところによると、タタ・グループとバングラデシュ政府の代表は8日会合し、5月23日に正式の協議をスタート、8月31日までに完了させることで合意した。タタ・グループは1000MW(メガワット)の発電施設、年産42万トンの鉄鋼プラント、年産100万トンの尿素肥料プラントを設けることを計画している。
タタ・グループのRatan N. Tata会長が昨年10月半ばにバングラデシュを訪れた際、グループは同国におけるガス・ベースのプロジェクトに投資する意向書(expression of interest)に調印、今年4月20日にはバングラデシュ投資局(Board of Investment)に現況報告(Status Update)を提出した。
この日の会議には、タタ・グループ側からTata SteelのB Muthuraman重役(MD)、Tata SonsのAlan Rosling重役(ED)、Tata PowerのFirdose Vandrevala重役(MD)、Tata ChemicalsのPrasad Menon重役(MD)が、バングラデシュ政府側からMotiur Rahman Nizami産業相及び電力/エネルギー担当の国務相らが参加したと言う。
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