1995-10-16 ArtNo.3551
◆<星>交通渋滞解消目指し初の4層立体交差建設
【シンガポール】陸運局は13日、アパー・スラグーン・ロードの交通渋滞を解消するため1億2000万Sドルを投じ、地下鉄東北路線のトンネルを含むシンガポール初の4層から成る立体交差を建設すると発表した。
陸運局スポークスマンによると、同インターチェーンジは、ブラデル・ロードとアパー・スラグーン・ロードの地上面の交差点に加え、片側3車線1.1キロの高架車道、片側3車線80メートルの地下車道及び地下鉄のトンネルから成り、完成すればブラデル/バウンダリー間の所要時間が僅か2分に8分短縮される。現在朝夕のラッシュアワーに同交差点を通過するには20分を要する。工事は明年半ばに着工され、4年後の2000年に完成する。ちなみに陸運局の発表に先立って先週日曜ポトン・パシル及びブラデル・ハイツの住民と対談したマー・ボータン運輸相は、50億Sドルを要する地下鉄東北路線は、十分な利用客が見込める4年後に着工して初めて採算の目処が立つと語っていた。(ST,BT,LZ:10/14)
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