【ニューデリー】中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)は急増する電力需要に応じるために7万5000MW(メガワット)の火力発電能力を追加することができるとの試算を発表した。
エコノミック・タイムズが5月6日報じたところによると、国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)が5日主催したセミナーの席上、CEA火力発電部門メンバーのR K Jain氏は以上の数字を明らかにした。それによると、第10次五カ年計画期間に2万3000MW、第11次五カ年計画期間に3万5000MWの火力発電能力が追加されるが、これらとは別に7万5000MWの発電能力を追加できる。CEAは、この他、既存発電施設の改修や近代化を通じて発電能力の増強を図っている。また500MW以上の大型発電施設の建設を通じ、発電能力の拡大加速を図っている。第10次/第11次五カ年計画期間の発電能力追加加速は、高い経済成長を維持する上で欠かせぬ要因と言う。