【ニューデリー】インドの昨年(2004-05)通年の商品輸出は795億9000万米ドルと、前年の639億米ドルに比べ24.41%の成長を見た。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが4月30日、商工省商務部商事情報統計総局(DGCI&S:Directorate General of Commercial Intelligence and Statistics)の発表を引用し報じたところによると、国別輸出ではシンガポール向けが78%、中国向けが58%、アラブ首長国連邦向けが38%の成長を見た。
昨年通年の輸入は1061億2000万米ドルと、前年の782億米ドルに比べ35.62%成長した。輸入の大幅増加は主に石油製品輸入が前年の205億9000万米ドルから290億8000万米ドルに42%増加したためで、非石油製品の輸入も前年の576億5000万米ドルから770億3000万米ドルに41.19%増加した。この結果貿易赤字は265億2000万米ドルと、前年の142億7000万米ドルに比べ85.8%膨張した。
2005年3月の輸出額は前年同月の78億6000万米ドルから85億1000万米ドルに8.28%、輸入は同80億3000万米ドルから100億8000万米ドルに25.52%、それぞれ増加した。この結果3月の貿易赤字は前年同月の1億7100万米ドルから15億米ドル以上に激増した。