【ハイデラバード】国営ガス会社Gas Authority of India Limited (GAIL)は、電力業界や肥料業界のガス需要が増加する中で4800クロー(US$11.02億)を投じてアンドラプラデシュ州に新たに延べ1600キロのガス・パイプラインを敷設する。
インディアン・エクスプレスが4月30日報じたところによると、既にKrishna-Godavari海盆に約750キロのパイプラインを敷設、アンドラプラデシュ州内の顧客約32社に7.2mmscmd(metric million standard cubic meter of gas per day)のガスを供給しているGAILは、新たなプロジェクトに伴う需要増を見越して新パイプライン網の敷設を決めた。
GAILニューデリー事務所幹部が同紙に語ったところによると、同社は向こう5年間に2万5000クロー(US$57.42億)を投じて全国に1万2000キロのパイプラインを敷設する計画で、アンドラプラデシュ州における敷設計画はその一部を成している。
アンドラプラデシュ州における敷設ルートには、Kakinada-KolkattaパイプラインのIchapur-Srikakulam-Rajamundhryセクション、Kakinada-ChennaiパイプラインのOngole-Sulurpetセクション、Kakinada-UranパイプラインのTuljapur-Secunderabad-Kakinadaセクションが含まれる。
これらのセクションの工事は、独立電力供給業者(IPP:Independent Power Producers)の新規プロジェクトの稼働に合わせて2006年第3四半期までに完成させると言う。