2005-04-29 ArtNo.35450
◆PMTコンソーシアム、US$1億投じTaptiガス鉱区拡張
【ニューデリー】PMT(Panna-Mukta-Tapti)ガス鉱区を経営するBritish Gas(BG)/Reliance Industries Ltd(RIL)/Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)合弁チームは、500クロー(US$1.148億)を投じてマハラシュトラ州Mumbai沖合のTaptiガス鉱区を開発・拡張する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが4月27日報じたところによると、BG IndiaのNigel Shaw重役(CEO)は、このほどマスコミに以上の方針を明らかにするとともに、同投資はコンソーシアムの総投資約束の一部であると語った。PMTコンソーシアムは関係プロジェクトに段階的に9億米ドルを投資することを約束している。
Shaw氏によると、政府はミッドTapti鉱区の開発計画を承認した。これには2007年の生産拡大に向けプロセッシング・プラットフォームと新コンプレッション施設を据え付けることが含まれる。ガスの生産量を250mmscfd(million standard cubic feet per day)から450mmscfdに拡大するため新たに8本の井戸を掘る。このためシングル・ウェルヘッド・プラットフォームが増設される。第1段階では4本の井戸が掘られる。昨年11月には新コンプレッション施設が据え付けられ、生産量が拡大されており、さらに20インチのエクスポート・パイプラインも設けられる。
GAIL (India) Ltdとの価格紛争も解決策が見いだされた。PMTコンソーシアムは生産した10.8mscmpd(million standard cubic metres of gas per day)の内、4.8mscmpdを独自に市場で販売、1mbtu(million British thermal units)当たり40.8米ドルの価格が望める。また残りの6mscmpdを1mbtu当たり3.86米ドルでGAIL (India) Ltdが買い取ることで合意が成立した。これ以前の価格は3.11米ドルだった。
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