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2005-04-27 ArtNo.35446
◆GAILの購入削減でTapti鉱区ガス井操業停止
【ムンバイ】PMT(Panna-Mukta-Tapti)ガス鉱区を経営するBritish Gas(BG)/Reliance Industries Ltd(RIL)/Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)コンソーシアムは、最大顧客のGas Authority of India Ltd(Gail)が、購入量を3分の1にカットしたため、Tapti鉱区ガス井の操業停止を強いられた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月23日報じたところによると、PMTコンソーシアムはHazira-Bijaipur-Jagdishpur (HBJ)パイプラインにこれまで34mmscmpd(million metric standard cubic metres per day)のガスを供給して来たが、Tapti鉱区は、ほぼその5分の1を生産していた。
PMTコンソーシアム筋によるとTapti鉱区は過去10日間にわたり6-7井の操業をストップしているが、8年前に生産を開始して以来、ガス井の稼働を停止したのは今回初めてのことと言う。
GAILは4500キロのHBJパイプライン沿いの複数の肥料工場が年次調整のため稼働を停止したことから、購入量を縮小したと説明しているが、PMTオフィシャルは「肥料工場の年次休業を理由にGAILが購入量を縮小したことはない」、「市場にはガスを必要とする十分な顧客が存在する」と述べ、GAILの意図に懐疑を表明している。
業界観測筋は、これはGAILとPMTコンソーシアムのガス供給価格を巡る紛争の新たな展開と見ている。双方により取り交わされた契約には、2005年2月以降、1mmscmpd当たり5.55米ドルを上限に市場価格にリンクした変動価格が採用することが明記されているが、PMTガスの独占的バイヤーを務めるGAILは、1mmscmpd当たり3.11米ドルから4.90米ドルへの値上げに反対して来た。こうした中で石油天然ガス省は今年2月に紛争に介入、PMTコンソーシアムが4.8mmscmpdのガスを直接末端顧客に販売することを認めるとともに、6mmscmpdをGAILに販売するよう求めた。
新価格は2005年3月29日のS.C. Tripathi石油天然ガス省次官との会議においても承認されたが、GAILは同契約に未だに調印しておらず、PMTコンソーシアムからの購入量を1.5-2mmscmpdに縮小した。
GAILスポークスパースンによると、購入量を縮小したのは、OswalとIndo Gulfの肥料部門が操業を停止したのにともなうもので、数日中に顧客の消費は拡大するものと見られる。その際には6mmscmpdのガスを全て購入できると言う。
GAIL顧客筋によると、GAILは最近稼働したPetronet LNG Ltd(PLL)のDahej液化天然ガス(LNG)ターミナルからLNGの供給を受け、HBJパイプライン沿いの顧客の需要に応じているようだ。GAILはPLLに12.5%出資している。
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