2005-04-25 ArtNo.35424
◆Essar、オリッサ州に400万トン鉄鋼プラント建設
【ブーバネスワル】Essarグループはオリッサ州Paradipに1万721クロー(US$24.62億)を投じ年産400万トンの鉄鋼プラントを建設する。
ビジネス・スタンダードが4月22日報じたところによると、Essarグループは21日、オリッサ州政府と関係覚書を取り交わした。EssarグループのSashi Ruia会長によると、各200万トンの2つの鉄鋼プラントが同時に建設され、工事は5年内に完成する。新プロジェクトの推進母体を務めるHy Grade Pellets Ltd(HGPL)は、Talcher炭鉱に隣接して1000MW(メガワット)のキャプティブ発電施設も設ける。
消息筋によると同プロジェクトでは、Midrex法が用いられ、高炉ではなく、アーク炉(electric arc furnace)により粉鉱(iron ore fines)から還元鉄を製造、さらにペレット化して製鋼する。最終製品は主に条鋼とビレット。
Essarグループは州政府に2500エーカーの用地割当を申請しており、土地が確保されたなら直ちに建設を開始する方針と言う。
|