SEAnews 2005-04-25 ArtNo.35423

【ニューデリー】インフラストラクチャー産業は、鉄鋼完成品／肥料／セメント／道路部門を除き、昨年初11ヶ月(2004/4-2005/2)に何れも目標を上回る成長を遂げた。
ビジネス・スタンダードとザ・ヒンドゥーが4月22／24日、統計及び計画実施省(Ministry of Statistics and Programme Implementation)のインフラストラクチャー・パフォーマンス・レビューを引用し伝えたところによると、民間航空部門は全ての領域で二桁成長を記録、取り分け輸入貨物は最高の25.8％をマークした。以下、国内線ターミナル乗客処理量23.9％、国際線ターミナル乗客処理量14.3％、輸出貨物12.6％と続く。
テレコム部門では、電話交換キャパシティーの純増が21.1％、新セル式電話接続容量が13.9％の伸びを見、好調だった。しかし新固定電話接続容量は解約やセル式電話の人気に押され、不振だった。
道路部門は、ハイウェーのアップグレードが20.3％の成長を見たが、道路補修と橋梁建設はマイナス成長に陥った。
港湾貨物処理量は前年同期比10.9％増の3億4464万トン、鉄道貨物輸送は前年同期比7.6％増の5億4197万トンを記録した。
電力生産と石炭生産は共に6％弱、鉄鋼完成品生産は3％の成長を見、肥料生産は前年同期比6.8％増の1418万トン、セメント生産は同6.5％増の1億1903万トン、石油精製は同5％増の1億1622万トン、原油生産は同2％増の3106万トンだった。
2005年2月に限っては電力／石炭／電話交換キャパシティーの純増／新セル式電話接続容量／肥料／原油／石油精製を除き、前年同月を上回る成長を見た。