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2005-04-22 ArtNo.35411
◆インドを自動車コンポーネントの主要ソーシング拠点に
【ニューデリー】世界の自動車産業は2015年までに年間7000億米ドルのコンポーネントを低コスト諸国から調達する見通しで、インドはこうした潮流の主要な恩恵を享受できる。
デカン・ヘラルドが4月20日、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)のレポートを引用し伝えたところによると、世界のコンポーネント産業は2015年までに1兆9000億米ドルに成長するものと見られる。既に世界の主要自動車メーカーにコンポーネントを納入しているインド自動車補助産業はこうした潮流に乗じ、ビジネス機会を開拓できる。
低コスト諸国からの自動車コンポーネントのソーシングは現在650億米ドルのレベルだが、2015年には約3750億米ドルに拡大する。
多国籍自動車メーカーは、現在既にインドから完成品(CBU:Completely Built Units)を輸出したり、コンポーネントを調達している。Hyundai、Ford、Skoda、Suzuki、Mahindraはインドをある種の自動車モデルの製造ハブとし、Toyota、GM、Daimler Chryslerはコンポーネントのソーシング・ハブとしている。この他、Yamahaは125ccモーターサイクルの輸出ハブとしてインドを利用している。
インドの自動車補助工業は2004-05年には15-16%の健全な成長を遂げたものと見られるが、前年の22-24%の成長には及ばない。しかし自動車コンポーネント輸出は30-35%の成長を遂げたものと見られる。
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