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2005-04-18 ArtNo.35384
◆今期のエアコン価格、コスト高に関わらず昨年と同水準維持
【ニューデリー】インドのエアコン市場には益々多くのブランドが登場、競争が過熱しており、コスト上昇にも関わらず、大幅な値上がりが生じる兆しはない。このため価格は短期的に昨年同期とほぼ同レベルに保たれる見通しだ。
エコノミック・タイムズが4月15日報じたところによると、エアコン市場では20ブランド以上のモデルがシェアを争っている。
最大カテゴリーの1.5トン・ウィンドー・エアコンの価格は、大部分が1万5000~1万7000ルピーの間にある。
スプリット・エアコンの選択範囲はより大きく、安いものは0.75トン・クラスで1万3000ルピーから手に入り、Electrolux等は下取りの便宜も提供している。
昨年、1万ルピー以下のウィンドー・エアコンを発売したVoltasのSays KJ Jawa副社長によると、今年は0.8トンのスプリット・エアコンを1万5990ルピー、1.5トンのそれは2万2000ルピーでオファーしている。
SamsungはSilver Nano技術を採用した15モデルをオファー、昨年の9モデルから品揃えを拡大している。
今年のサマー・シーズンは何れのブランドもプロモーション活動をほとんど行っていない。マーケット・リーダーのLGも、3月に短期間のプロモーション活動を行ったものの、付加価値税(VAT)導入に伴う市場情緒の変化から、ストップした。売上見通しが落ち込みでもしない限り、同社がプロモーションを再開することはないものと見られる。LGは既存製品の変形モデルも紹介しており、これに伴い価格幅も拡大している。
消費者は100~300ルピーの範囲で格子デザインの異なるモデル(目に見える唯一の相違)を選択できる他、Hitachi、Videocon、Carrier、General、Haier、Hyundai、Onida、Whirlpool等、その他の多くのブランドから好みの製品を選ぶことができる。
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