【ライプル】チャッティースガル州政府は、鉄鉱石と鉄鋼部門だけで1万クロー(US$22.97億)にのぼる投資が申請される中で、National Mineral Development Corporation (NMDC)に、日本やその他の国へのBailadila鉱山からの鉄鉱石の輸出を制限するよう申し入れた。
インディアン・エクスプレスが4月8日報じたところによると、チャッティースガル州の鉄鋼産業は原料の供給不足に直面、オリッサ州やジャールカンド州から鉄鉱石を輸入している。チャッティースガル州では2008年までに120万メートル・トンの鉄鋼生産が計画されており、供給不足は今後一層深刻化する見通しだ。
こうした中でRaman Singh首席大臣は2日ほど前にManmohan Singh首相に会見、「チャッティースガル州は鉄鉱石を必要としており、Bailadila鉱山の資源が適正にシェアされることを望む」、「Bailadila鉱山は州内の鉄鋼資源の50%を占めるが、同鉱山で産出された鉄鉱石の30%は日本と中国に輸出されている」等と指摘、鉄鉱石の輸出を規制するよう求めたと言う。