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2005-04-11 ArtNo.35331
◆AP州企業、ITパーク開発にビーライン
【ハイデラバード】情報技術(IT)パークの開発はこれまでLarsen and Toubro(L&T)等の大手企業の領域と見なされてきたが、アンドラプラデシュ州政府が新規則を導入して以来、ローカル・プレーヤーが列を成し同市場の開拓を目指している。
ビジネス・スタンダードが4月8日伝えたところによると、Nagarjuna Construction Company/Lanco/IVRCL Infrastructures and Projects等のローカル・プレーヤーが名乗りを上げており、こうしたものの中にはNuziveedu Seedsのように建設業に無関係な企業も含まれている。アンドラプラデシュ州政府は開発が予定される4つのITパーク事業に入札した企業の中から上記の企業を含む14社をリストアップした。
当初の入札者は22社だったが、入札資格条件の最低年間売上が100クロー(US$2297万)から75クロー(US$1723万)に引き下げられ、ITパークの開発経験も削除された後、34社に拡大した。この他の条件には最低3年間の建設工事経験、最低自己資本50クロー(US$1148万)が含まれる。
Andhra Pradesh Industrial Infrastructure Corporation (APIIC)は上記14社に2005年4月18日までに詳細計画の提出を求めた。落札者には、4つのITプロジェクトの1つが委ねられ、1社が2つ以上のプロジェクトを手がけることはできない。APIIC筋によると、ローカル・プレーヤーには建設方面の経験を有するものは多いが、ITパークのマーケッティング経験を有するものはほとんどない。このためこの方面の経験は、審査条件として掲げられているものの、入札の前提条件ではないと言う。
ITパークの面積は60~150エーカーで、デベロッパーは、35%の土地をITパーク以外の用途に用いることができる。
インドの主要な種苗会社Nuziveedu Seedsは、カルナタカ州Bangalore拠点のDivyasriと合弁を組み入札した。同合弁チームは600クロー(US$1.38億)のアンドラプラデシュ広帯域網プロジェクトを既に獲得しており、Divyasriはカルナタカ州におけるITインフラ開発への進出も図っている。
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