SEAnews 2005-04-06 ArtNo.35310

【ニューデリー】インドのバイオテック産業は2003－04年に39％成長、7億500万米ドルに達した。
インディアン・エクスプレスが4月4日報じたところによると、バイオ医薬部門が全体の76％を占め最大、以下バイオアグリ8.42％、バイオ・サービス7.70％、産業製品(industrial products)5.50％、バイオ・インフォマティクス2.45％と続く。
成長率ではバイオ・サービスの100％が最大、以下バイオアグリ63.64％、バイオ医薬38.55％の順。バイオアグリ部門にはバイオ肥料、バイオ殺虫剤、その他の伝統的製品が含まれる。伝統的なバイオテクノロジー領域の成長と輸出の伸びが最も顕著だった。
バイオ製造業(bio-manufacturing)領域では、バイオ後発医薬品(bio-generics)市場が2001年の30億8500万ルピー(US$0.71億)から2005年の130億5700万ルピー(US$3億)に43％成長、さらに2007年までに186億4300万ルピー(US$4.28億)に19％の伸びが予想されている。
政府の全国生物工学開発戦略(National Biotechnology Development Strategy)草案のために業界が予測したところでは、2010年までにバイオテック産業の年間売上は50億米ドルに達する見通しだ。2003－04年のバイオテック産業投資は1億3700万米ドルと、前年比26％成長、輸出売上が総収入の56％を占めた。