2005-04-06 ArtNo.35308
◆政府、Vizag/Paradip製油所の拡張検討
【ニューデリー】インド政府はHindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)のアンドラプラデシュ州Visakhapatnam製油所とIndian Oil Corporation Ltd(IOC)のオリッサ州Paradip製油所の拡張を計画するとともに、後者プロジェクトに対するSaudi Aramcoの出資受け入れる問題を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月2日報じたところによると、Mani Shankar Aiyar石油天然ガス相は1日マスコミに以上の消息を語った。それによると、年間原油処理能力750万トンのVisakhapatnam製油所を拡張し、輸出志向型製油所にすることが検討されている。
この日サウジアラビアから帰国した同相によると、サウジアラビアはIOCと手を結び、インドに商用原油貯蔵施設を設けることに関心を抱いている。同相は3月30日にサウジアラビアでテレコンファレンスに出席した際、「Saudi AramcoとIOCのクロス投資計画の下、IOCが紅海沿岸Yanbuの製油所計画に参画する一方、Saudi AramcoがVisakhapatnam製油所に出資することが検討されている」と語った。
サウジアラビアはYanbu製油所への出資と、今年末に募集されるガス鉱区入札に応札するよう求めている。Saudi Aramcoにどれほどのシェアをオファーするのか、また既存企業のシェアをオファーするのか、新合弁会社を設立するのかと言った詳細は、なお検討中と言う。
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