2005-04-06 ArtNo.35301
◆HCL、中国にソフト開発センター設け日本市場開拓
【ニューデリー】年商20億米ドルのHCLグループの製品エンジニアリング/情報技術(IT)サービス/BPO子会社、HCL Technologiesは、中国にソフトウェア開発センターを設け、日本市場を開拓する計画だ。
インディアン・エクスプレスが4月4日報じたところによると、HCLのSaurav Adhikari副社長は同紙に以上の計画を語った。それによると、世界の15ヶ国にプレゼンスを有する同社にとって中国にソフトウェア・センターを設けるのは目下の優先課題であり、その目的は日本市場を開拓することにある。日本の銀行、金融サービス、保険、自動車、テレコム等の業界には多くのビジネス機会が存在する。とは言え依然として様々なオプションを検討している段階で、今直ちに計画を実行に移す訳ではないと言う。
HCL Technologiesは米国、英国、マレーシア、シンガポール、そしてインド国内に32のグローバル・ディリバリー・センターを設けている。HCL Group (HCL Technologies/HCL Infosystems)の2006年3月期年商は、2004年12月期12ヶ月の8800クロー(US$20.21億)から1万クロー(US$22.97億)以上に拡大するものと見られる。また従業員数も2004年12月末の2万4000人から2万5500~2万6000人に拡大する見通しと言う。
|