2005-04-04 ArtNo.35291
◆Cipla、GlaxoSmithKlineを抜き小売り市場シェアトップに
【ムンバイ】地元製薬会社Ciplaの2004年の国内販売額は1128クロー(US$2.59億)と、国内小売市場の5.5%のシェアを占め、GlaxoSmithKlineの28年に及ぶトップの座を奪い、ナンバー・ワンに浮上した。
エコノミック・タイムズが3月31日、市場調査会社ORG-IMSの『Pharmaceutical Retail Audit』報告書を引用し報じたところによると、Ciplaの同年の売上の伸びは6.6%と、業界平均の6.4%を僅かに上回った。これに対してGSKの売上の伸びは2.7%と、業界平均を大きく下回り、市場シェアは5.4%にとどまった。GSKスポークスマンによると、病院と仕入れ業者を対象にした販売では、同社のシェアは6.45%と、Ciplaの4.93%を上回っている。ORG-IMSのShailesh Gadre重役(MD)によると、Ciplaの成長は過去数年間に発売された新製品に牽引されている。
他の製薬会社の売上/シェアを見ると、3位Ranbaxy919クロー/4.5%、4位Nicholas Piramal872クロー/4.3%、5位Sun Pharma674クロー/3.3%、6位Dr Reddy's Laboratories499クロー/2.4%、7位Zydus Cadila496クロー/2.4%、8位Aristo 476クロー、9位Abbott India473クロー、10位Alkem Laboratories448クロー/2.2%と続く。
上位10位以内の多国籍企業はGSKとAbbottのみで、前年10位以内だったAventisは430クローで、圏外に脱落した。
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