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2005-04-04 ArtNo.35290
◆GAIL、HBJパイプラインにガス継続供給
【コルカタ】Hazira-Bijapur-Jagdishpur (HBJ)パイプ・ラインへのガス供給をカットするとの国営ガス会社Gas Authority of India Ltd(Gail)の発表を巡る混乱は、石油天然ガス省の介入で間もなく収束するものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月31日伝えたところによると、GAILはガス供給をカットせぬことを確認したとされる。GAILはこれ以前に「4月1日からHBJパイプラインへのガス供給を6.75mmscmd(metric million standard cubic meter of gas per day)削減、民間部門への供給を55%、公共部門への供給を30%カットする」と関係顧客に通知していた。
GAILスポークスパースンは「PMT(Panna-Mukta-Tapti)ガス鉱区を経営するBritish Gas(BG)/Reliance Industries Ltd(RIL)/Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)合弁チームは市場価格でのガス供給を認めており、ガス供給をカットするような事態は回避できるだろう」と語った。
一方、PMT筋は「我々は売買契約の下、ガスの供給価格を引き上げる権利を保持しており、GAILが適正な価格をオファーできなければ、直接市場にアクセスし、ガスを販売することを石油天然ガス省から認められているが、GAILへの供給を停止するなどと言ったことはない」とし、GAILが顧客を不安に陥らせるような通知を行ったことに不満を表明した。
PMT合弁チームは、再ガス化された液化天然ガス(R-LNG)と同水準の価格、即ち1MMBTU(million metric British thermal units)当たり2.6米ドル前後の既存APM(administered pricing mechanism)価格を大幅に上回る1MMBTU当たり4.2米ドル前後を提示したが、GAILはそのような価格は到底受け入れられないと拒否していた。しかし消息筋によると、GAILは、PMTチームの要求価格を受け入れることになりそうだと言う。
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