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1995-10-13 ArtNo.3528
◆＜馬＞サイム、日本に耐震ベアリング売り込み計画
【クアラルンプル】サイム・ダービー・グループは向こう6カ月間に同社が開発した耐震ベアリングを日本に輸出する交渉が妥結するものと予想している。
ＤＭＩＢ Bhdのジャファル・チャリム重役(MD)が11日に催された国連工業開発機構(UNIDO)アルメニア部会に対する耐震ベアリング15セットの引渡式後語ったところによると、天然ゴムとスチールを交互に張り合わせた耐震ベアリングは孤立した非高層ビルにセットし、地震や振動の破壊的衝撃からビルを保護することができる。サイム・ダービー・タイヤ・テクノロジー・センター(SDTTC)により開発された同製品はサイム・ダービーの別の子会社により量産と市場開拓が図られる。日本への輸出交渉はなお初歩的段階に有り、どれほどの規模で量産するかも市場の反応次第と言う。諸外国の建築物規準には耐震ベアリング装備に関する条項が存在せず、このため輸出対象国の当局やエンジニア、建築士に耐震ベアリングの使用メリットを理解させる必要がある。同社は目下市場開拓の最善の方法を研究中と言う。(NST,NBT,BT:10/12)
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