【バンガロール】米国の情報技術(IT)サービス・製品会社Unisys Corporationは、インドにおける直接間接の雇用数を現在の1150人から2008年までに4500人に増員する。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月29日伝えたところによると、ユニシスのLawrence A Weinbach会長は、このほどカルナタカ州Bangaloreに落成した1000人収容の新ビルの開所式の席上、以上の方針を語った。
それによるとユニシスは過去25年間、必要なスタッフを世界各地でソーシングして来た。現在インドで進めている拡張計画も同戦略に基づいており、目下、地元パートナー4社、Hexaware/Caritor/National Institute of Information Technology(NIIT)/Tata Infotechを通じ合計1000人のスタッフを間接的に雇用している。
Unisys IndiaのMukul Agrawal重役(MD)によると、これら地元パートナーは2005年にはユニシスのために別に1000人を雇用、ユニシス自身も1000人を追加する。この結果、2008年にはインドにおける社内と社外のスタッフは4500人に拡大、内2500人がユニシスのキャプティブ・センターに勤務する。
Cal Killen副社長(国際ソーシング担当)によると、インドは低コストな経営環境を提供してくれ、ユニシスの顧客も業務拠点をオフショアに移動しつつあると言う。
インドにおける施設にこれまでに1000万米ドルを投資したユニシスは、昨年、2008年までに別に1億8000万米ドルをインドに投資すると発表した。Unisys Indiaは、テクニカル・ヘルプ・デスク、BPO、ITソーシングの他、グローバル顧客にエンド・ツー・エンドのITサービスを提供すると言う。