2005-03-30 ArtNo.35260
◆Toyota Kirloskar、10年内に市場シェア3倍に拡大
【チェンナイ】Toyota Kirloskar Motor Ltd(TKML)は2015年までに年間60万台の車両を販売、乗用車(passenger car)市場におけるシェアを現在の5%から15%に拡大することを目指す。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが3月25日報じたところによると、インド自動車部品製造業者協会(ACMAI:Auto Components Manufacturers Association of India)が主催したLucas-TVSの『Deming Prize 2004』授賞式の席上、TKMLの豊島淳重役(MD)は以上の目標を明らかにした。それによるとインド乗用車市場は2010年には200万台、2015年には400万台に達するものと見られる。TKMLはその年間生産能力を現在の5万台から2010年までに20万台、2015年までに60万台に拡大する。
年間60万台の販売目標を実現する手段の1つとして、ボリューム・セグメントの小型車(small car)を発売することも検討している。何時、如何なるモデルを発売するかは未定だが、地元部品使用率を高め、誰にも受け入れられる価格を実現する。同セグメントはまだ飽和状態には至っていない。
多目的車Innovaは発売以来、1ヶ月に満たないが、既に1万台の予約が寄せられていると言う。
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