SEAnews 2005-03-28 ArtNo.35248

【チェンナイ】インド・ソフトウェア＆サービス産業の今会計年度売上は、昨年の160億米ドルから220億米ドル前後に拡大する見通しだ。
エコノミック・タイムズが3月21日報じたところによると、商工／情報技術省のBrijesh Kumar次官(IT担当)は“Indiasoft 2005”展示会議の会場で以上の見通しを語った。それによると情報技術(IT)ソフトウェア及びハードウェア輸出額は、昨年度の130億米ドルから180億米ドル前後に拡大、国内売上も昨年度の40億米ドルから50億米ドルに成長するものと見られる。
地元ベンダー200社以上が、250社以上のフォーチュン500企業に奉仕している。SEI CMM Level 5の認証を受けたソフトウェア企業は世界中に116社存在するが、内80社がインドに拠点を設けている。
しかしインドのソフトウェア輸出の60％以上は米国に向けられており、市場を多角化する必要がある。
インドは2008年までにＩＴ部門を500億米ドル産業に育成するとともに、世界ＩＴ市場シェアを現在の2％から5％に拡大することを目指していると言う。