2005-03-28 ArtNo.35246
◆華為技術、インドにUS$1億通信機器製造工場計画
【ニューデリー】中国最大のテレコム機器メーカー、Huawei Technologies(HT:華為技術有限公司)は、通信手段に対する需要増大に乗じ、インドに製造拠点を設けることを検討している。
インディアン・エクスプレスが3月25/26日報じたところによると、HT社インド支店のJ. Gilbert法人業務担当主任は24日、ロイター通信に以上の消息を語った。それによると1~2年後には独自の製造施設を設ける計画で、新工場には1億米ドルが投資される。同工場はインド国内の需要に応じる。インドの携帯電話端末市場は普及率が低く、通信料金も極めて低いことから世界一の急成長を遂げている。
インド政府はテレコム産業に、2005-06年に8億米ドル、2006-07年に10億米ドルの外国直接投資を誘致することを目指している。過去15年間の同部門への外国直接投資は累積23億米ドルをマークした。
世界最大の携帯端末会社Nokiaがインドに製造拠点を設ける方針を発表、世界第6位のSonyEricssonも納入業者らにインドに製造拠点を設けるよう求める中、世界第5位のLG Electronics Incは既にインドにおける製造に着手している。
Gilbert氏によると、カルナタカ州Bangaloreにソフトウェア開発部門を設けているHT社のエンジニア数は現在の約800人から2006年末までに2000人に増員されると言う。
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