SEAnews 2005-03-21 ArtNo.35214

【ムンバイ】Maruti Udyog Ltd(MUL)は17日、ボンベイ証券取引所(BSE)に3月19日と3月25日の2日間操業を停止すると報告した。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが3月18／19日、ＭＵＬのステートメントを引用し伝えたところによると、同社は乗用車需要の顕著な増加を予想し、3月の生産量を大幅に拡大する予定だったが、同予想ははずれ、2日間操業を停止し、生産調整する方針を決めた。
しかしＭＵＬは依然として今月の販売台数が過去最高を記録するものと見ている。ちなみにこれ以前の月間最高は昨年3月に記録された。
インド乗用車市場は2004年4月から2005年1月の間二桁成長を続けたが、2005年2月には4.2％の落ち込みを記録、3月に入っても目立った回復は見られなかった。業界アナリストらは自動車市場の成長鈍化の理由として、新年度予算案に何ら好材料が含まれていなかったこと、付加価値税(VAT)導入の影響に対する不透明感、北部インドのホリー祭に先立つ2週間の忌籠りを挙げた。