SEAnews 2005-03-16 ArtNo.35186

【ムンバイ】インド最大のＢＰＯ(Business Process Outsourcing)会社Gecis Globalは、最近、国際自動車メーカーから2400万米ドルの契約を獲得した。
エコノミック・タイムズが3月13日報じたところによると、米国企業General Electricが40％出資、数年内に証取上場を目指すGecis Global & GE Capital IndiaのPramod Bhasin社長兼ＣＥＯはこのほど催された投資家会議の席上、以上の消息を語った。それによると、競争が過熱するビジネス環境下にマージンを維持する上からも同様のより多くの契約を獲得することを目指している。
これにより営業額全体に占める非ＧＥ売上の比率を2004年の1％から2006年までに25－30％に、また3年内に50％に拡大させる計画だ。非ＧＥ顧客には製薬業者／コンピューター・メーカー／自動車製造業者／金融サービス業者／消費財メーカー／航空会社／消費者用電子製造業者／メディアが含まれる。
Gecisの2004年度営業額は4億2600万米ドルを記録した。2005年度は5億2500万米ドルに達し、非ＧＥ売上が25％を占めるものと期待している。現在の従業員数は1万7000人で、内1万3500人がインド国内に、2300人がメキシコに、1100人が中国に、575人がハンガリーに勤務している。同総数を近い将来2万3500人に拡大する。
コール・センターと顧客サービスが主要な収入源だが、ハイエンドな付加価値サービスを益々重視している。Bhasin氏は、マージンを明らかにしなかったが、市場筋はTCSやSatyam並みの25－30％と予想している。