2005-03-16 ArtNo.35183
◆米AIC、国営企業とファンドリー・ビジネスで提携検討
【ニューデリー】米国拠点のAnalog Integrated Corporation(AIC)は、インドの国営企業Semi-Conductor Complex Ltd (SCL)と、ファンドリー・ビジネス領域で提携することを検討している。
エコノミック・タイムズが3月14日報じたところによると、情報技術局(DIT:Department of Information Technology)は、国会常任委員会(Parliamentary Standing Committee)の勧告に対する実行状況報告書(action taken report)の中で以上の消息を明らかにした。
それによると、SCLは、宇宙局(DOS:Department of Space)/国防研究開発機関(DRDO:Defence Research and Development Organisation)/原子力局(DAE:Department of Atomic Energy)の注文に専ら応じ、これら3部門を独占顧客にしているが、これら顧客からの受注だけでは、その設備を有効利用することができない。AICのファンドリー・ビジネスを引き受けるなら設備稼働率を高めることができる。AICとの提携問題については間もなく最終方針が下される。
SCLが上記戦略部門の需要に応じるためには、新たな政府資金を得て旧式の設備を更新し、技術をアップグレードする必要がある。SCLの経営を維持し、研究活動を続ける上で必要な資金は、DIT/DOS/DRDO/DAEが均等に分担すると言う。
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