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2005-03-14 ArtNo.35167
◆シュネデールエレクトリック、インド・ビジネス拡張
【ニューデリー】フランスの配電・制御・オートメーション企業Schneider Electricは、2009年までにインドにおける売上を3倍に拡大することを目指している。
エコノミック・タイムズが3月10日伝えたところによると、シュネデールエレクトリックのHenri Lachmann会長兼CEOは同紙に以上の抱負を語った。それによるとシュネデールエレクトリックは、インドにおける製造業務と研究開発(R&D)業務双方を拡大する計画だ。シュネデールエレクトリックは、中国、ブラジル、ロシアとともにインドを将来のターゲット市場と見なしている。
インド・ビジネスは現在同社の世界売上の約1%を占めるに過ぎないが、向こう数年25-50%の成長が見込まれ、今年は1.5%を占める見通しだ。
シュネデールエレクトリックは最近、アジア・ビジネスの世界売上に占める比率を現在の17%から2倍に拡大する3年計画を明らかにしている。
Schneider Indiaは現在マハラシュトラ州Nashik、タミールナド州Chennai、グジャラート州Barodaに3工場を設けており、これらの工場のキャパシティーを拡張する青写真を間もなく完成、年内に実行に移す。カルナタカ州Bangaloreの国際研究開発(R&D)センターもスタッフを現在の150人から2倍に増員、新たな活動を開始する。同センターが手がけるエンジニアリング・デザインは同社にとって重要な領域を成している。
シュネデールはインドにおけるトップ・ラインの成長を実現するアグレッシブな中期計画を立案した。シュネデールのRussel Stockerアジア太平洋地域担当上級副社長によると、2009年までに売上を3倍に拡大する。Schneider Indiaの売上は過去2年間年率60%以上の成長を遂げ、2004年には約500クロー(US$1.15億)をマークした。
シュネデールエレクトリックは向こう数年間に30億米ドル以上を投じて非有機的な事業の拡張(合併・買収等)を図る計画で、需要の伸びが西ヨーロッパ市場を上回るインドも中国等とともにターゲット地域と見ている。とは言え中核とする配電事業以外の領域に進出する考えはない。
Lachmann氏によると、フレンドリーな外国直接投資政策、政治的安定、国内市場の成長等、インドのビジネス環境は改善していると言う。
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