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2005-03-11 ArtNo.35161
◆特殊会社2社設けDabhol発電事業復活目指す
【ニューデリー】インド政府は特殊会社(SPV:special purpose vehicle)2社、“Gas & Power Investment Company (GPIC)”と“project SPV”を設け、Dabhol Powerプロジェクトを復活させる計画だ。
エコノミック・タイムズが3月8日伝えたところによると、払込資本2.8クロー(US$64万)のGPICは既に設立されており、地元債権銀行5行-Industrial Development Bank of India (IDBI)/Industrial Finance Corporation of India(IFCI)/ICICI Bank/State Bank of India (SBI)/Canara Bank-が、追って共同出資する見通しだ。
IDBI筋によると、同行により作成された計画の下、GPICは、インド政府の保証下に長期資金を調達、海外債権者の債権を買い取る。
これにより海外債権者の問題が解決したなら、国営火力発電会社National Thermal Power Corporation(NTPC)と国営Gas Authority of India Ltd(Gail)により設立されるproject SPVは、Dabhol第2期プロジェクトを完成させ、その経営に当たる。債権者はDabholプロジェクトの資産をproject SPVに移転し、一部の債権をproject SPVの資本に転換する。
マハラシュトラ州電力局(MSEB:Maharashtra State Electricity Board)は、“take or pay(製品を引き取るか引き取らないかに関わらず支払い義務が生じる)”方式の『電力購入契約(PPA:power purchase arrangement)』の下、80%の負荷率(power load factor)で2184MW(メガワット)の電力を引き取る。
インド政府とマハラシュトラ州政府はプロジェクトに必要な支援を提供する。
総発電能力2184MWのDabholガス火力発電所のコストは1万1752クロー(US$26.99億)と見積もられ、第1期プロジェクトでは3719クロー(US$8.54億)を投じ740MWの発電施設が設けられた。第2期プロジェクトでは1444MWの発電施設が設けられ、コストは8033クロー(US$18.45億)と見積もられている。第1期分は1999年5月に商業運転を開始、2001年5月まで操業を続けたが、MSEBが電力購入契約の無効を宣言したため、運転を停止、それ以来遊休している。第2期分はまだ完成していない。
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