【ニューデリー】ハリヤナ州の新首席大臣に就任した反逆児の異名をとるジャート(Jat)リーダー、Bhupinder Singh Huda(Hooda:57)氏は、記者会見の席上、テロと汚職を一掃し、透明な州政治を実現することを公約した。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが3月7日伝えたところによると、国民会議派が州議会選挙で地滑り的大勝利を獲得した後、州政権トップの座を射止めたハリヤナ州国民会議派委員会(PCC:Pradesh Congress Committee)の元議長は、「政府の顔ぶれが変わっただけでは大衆に利益をもたらさない。制度を変えなければならない」、「権力を個人に集中すべきではなく、新政府は大衆の福祉向上を目指し、権力の分散を図り、政府機関の信頼回復に努める」等と改革にかける熱意を表明した。
同氏はまた「選挙前に州知事に提出済みのOm Prakash Chautala前首席大臣に対する国民会議派の訴状に関しては、今後調査を進める」、「インド全国人民党(INLD:Indian National Lok Dal)政権による人事には見直しを加えるが、政治的報復は行われない」等と語った。