2005-03-09 ArtNo.35145
◆Paras Pharma、ヒマチャルプラデシュ州に新工場建設
【アーマダバード】グジャラート州Ahmedabadを拠点にするParas Pharmaceuticals Ltd(PPL)は、ヒマチャルプラデシュ州Baddiに製剤(formulation)と化粧品を製造する新工場を設け、製造能力の拡張を図る。
ビジネス・スタンダードが3月5日伝えたところによると、消費税/販売税免除を含む一連の税制優遇措置がヒマチャルプラデシュ州に新工場を設ける方針を決めた主要な理由と見られる。
PPLのGirish Patel会長によると、Baddi工場のコストは38-40クロー(US$873万-919万)と見積もられ、Era Constructions (India) Ltdが、10.90クロー(US$250万:鋼材/セメントのコストを除く)で施工を請け負った。工期は1年未満で、土木工事が既に開始されている。
グジャラート州Mehsana県Kalolの既存工場は、新工場が稼働した後も操業を続ける。また両工場の製造能力を一層拡張した際も、引き続き一部の製造業務を他社に委託する。
PPLは鎮痛剤Moov、Crackクリーム、Itchguard、D-Cold等の販売を手がけ、2003年の年商は190クロー(US$4364万)、2004年のそれは200クロー(US$4593万)を突破した。Moovの売上が営業額全体に占めるシェアは2003年の25%から2004年の23%に縮小した。他のブランドもほぼ等しく同社売上に貢献していると言う。
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